2003-10-22 ArtNo.32190
◆独企業Metro、キャッシュ&キャリー市場オープン
【バンガロール】ドイツ拠点の貿易会社Metro Groupは20日、カルナタカ州Bangaloreに設けたキャッシュ&キャリー・ディストリビューション・センターをオープンした。
ビジネス・スタンダードが10月21日報じたところによると、メトロ・グループはバンガロール市内のYeshwantpurとKanakapuraに設けた2センターにこれまでに176クローを投資しており、床面積6万5000平米の売り場には目下1万7500品目の商品が展示されている。
メトロ・グループのHans-Joachim Koerber重役(CEO)によると、約90%の商品は地元製品もしくは地元サプライヤーから入手したもので、同社は地元生産者にその商品を海外に輸出する機会も提供する。その実、同社は1997年以来インドから4100万ユーロの商品を輸出した実績を有する。目下のところ従業員は750人だが、追って1300人を追加雇用する。
Metro Cash & Carry India Pvt Ltd のHarsh Bahadur重役(MD/カントリー・マネージャー)によると、同社は効率的なサプライ・チェーンをインドに紹介したに過ぎず、地元業者の如何なるビジネス機会も奪うものではない。取り分け地元の小売業者はキャッシュ&キャリー・センターを利用することにより、ビジネス効率を向上させることができると言う。
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