SEAnews 2003-10-22 ArtNo.32185

【チャンディガル】タタ・グループ傘下の空調設備会社Voltas Ltdは、プレシジョン・エアコンディショニング市場進出を準備している。
エコノミック・タイムズが10月18日報じたところによると、Voltasは情報技術(IT)産業、コール・センター、テレコム業界向けに温度や湿度の制御機能を備えた空調設備を納入することを計画している。同社は某イタリア企業をこの種の製品のディストリビューターに指名する方針だ。
一方、Voltasは1乃至1.25トン以上のウィンドー・エアコンを“Vertis gold”商標で発売した。VoltasのK J Jawa副社長(営業担当)によると、これらのモデルは電力消費を15％以上節約できる。また中流所得層世帯向けに0.5／0.75／0.90トンのキャパシティーの製品も準備している｡1乃至1.25トン以上のクラスのものは、液晶ディスプレー付きリモート･コントロール・ハンドセットが装備されている。
昨年、ブランド・プロモーションに20クロー(US$436万)を投じたVoltasは今年は18クロー(US$393万)を投じる計画で、これまでに既に8クロー(US$174万)を支出したと言う。