2003-10-22 ArtNo.32179
◆産業用繊維市場、4年後にはUS$78.72億に成長
【チェンナイ】インド繊維産業省は、繊維局長(textile commissioner)を長とする『産業用繊維専門委員会(ECTT:Expert Committee on Technical Textiles)』を組織、産業用繊維部門の成長促進行動計画の立案を指示した。
ビジネス・スタンダードが10月21日伝えたところによると、ECTT設置の目的は、主要な産業用繊維製品の現在と将来の内外市場規模を測定し、市場潜在性を有する品目のためのプロジェクト・ポートフォリオを準備することに有る。またインフラストラクチャー・ギャップの所在を突き止め、検査/品質認定/法制(応用促進)/財政奨励措置等に関する提言を行う。さらに産業用繊維部門育成のロードマップを立案し、検査施設/認定制度/技術開発/奨励措置/宣伝活動等の領域における採用すべきステップを提案する。
Tata Economic Consultancy Services (TECS)の報告によれば、2010年の世界の産業用繊維消費は2380万トン、1260億米ドルに達する見通しで、世界的に産業用繊維の生産と消費は安定した成長を遂げている。国内市場規模は2003-04年の1万9700クロー(US$42.96億)から2007-08年の3万6100クロー(US$78.72億)に拡大する見通しと言う。
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