2003-10-20 ArtNo.32171
◆荒井製作所、Hi-Tech Araiの現地パートナー持ち分買収
【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点のShriramグループは、Hi-Tech Arai Ltd(HTAL)の44.8%の持ち分を荒井製作所に18.81クロー(US$410万)で売却した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月16日報じたところによると、資本金5.6クロー(US$122万)のHTALには、Shriram Investment Ltdが44.79%、荒井製作所が32.14%、三菱商事が14.29%、Lakshminarayanan氏が7.3%、JAIDOが1.48%出資している。
ShriramグループのR. Thyagarajan会長によると、荒井とは過去1年に及ぶ交渉の末、10日ほど前に覚え書きを交換した。Shriramグループは1998年に同持ち分を2.5クローで取得した。従って今回の持ち分売却で16.31クロー(US$356万)のキャピタル・ゲインを実現したことになる。持ち分売却によって得た資金は、トラック・ファイナンス等、グループの中核事業に充当する。
年商75クロー(US$1636万)のHTALは、タミールナド州Maduraiの工場で自動車業界向けオイルシールの製造を手掛けており、事業拡張に取り組んでいる。HTALは1994年に利益を計上、それ以来20%の配当を支払っていると言う。
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