2003-10-20 ArtNo.32170
◆地場ジェネリック薬品会社Strides、ソームと長期納入契約
【バンガロール】カルナタカ州バンガロール拠点のジェネリック薬品会社Strides Arcolab Ltd(SAL)は、医薬品/化粧品/医薬部外品/食品/日用品等の輸入販売を手掛ける株式会社ソーム(本社:東京都江東区亀戸2丁目35番4号)と、ジェネリック薬品/店頭薬品/滋養薬の長期納入契約を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月16日伝えたところによると、両社はジェネリック薬品を日本市場に売り込む合弁会社を設立、SALがその独占納入業者を務める。SALは当面16種類の店頭薬と処方薬を供給、ソームは日本国内の指導的ストア・チェーンを通じてその流通を引き受ける。SALは別に34種類の製品の開発業務を手掛け、今四半期中に4製品、合計25クロー(US$545万)の出荷を予定している。
SALのArun Kumar重役(CEO)によると、同社はソームから店頭薬及び滋養薬の優先国際製造業者(priority global manufacturer)に指名されたが、今後、欧州連合(EU)、英国、米国、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、日本の指導的製薬会社のために同様の役割を務めることを目指す。NSE(National Stock Exchange)上場のSALは、インドの他、ブラジル、メキシコ、米国に工場を擁し、その製品をラテン・アメリカ、東南アジア、アフリカ、オーストラリア、ロシア等、50ヵ国以上において販売していると言う。
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