2003-10-20 ArtNo.32167
◆Reliance Energy、依然としてダブホル・パワーの買収希望
【ムンバイ】Reliance Energy Ltd(REL:旧社名BSES Ltd)は、その顧客の電力需要に応じるためDahbol Power Company (DPC)を買収することを希望している。
デカン・ヘラルドが10月17日伝えたところによると、RELのAnil Ambani会長兼MDは第2四半期業績報告会後記者団に以上の消息を語った。それによると、RELの前身、BSESは2001年9月にマハラシュトラ州政府にDPC買収の意向を伝えており、その後も買収を望む考えに変わりはない。DPCの資産が売りに出されるなら、当然興味がある。
DPCプロジェクトはキャプティブ発電施設として用いることができ、ムンバイやデリー、その他の地域の電力需要に応じられる。
またDPCの資産が売りに出されず、National Thermal Power Corporation(NTPC)が経営に当たるとすれば、RELはNTPCと電力購入契約を結ぶ用意が有る。
RELは3000MW(メガワット)の発電施設を設ける計画だが、同社の顧客ベースからすれば、依然として4000MWの電力が不足しており、譬えDPCを買収しても、2200MWが追加されるに過ぎないと言う。
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