2003-10-15 ArtNo.32142
◆Strand Genomics、欧日豪市場開拓目指す
【バンガロール】カルナタカ州Bangalore拠点のバイオインフォマティクス企業、Strand Genomics Ltd(SGL)は、フラッグシップ製品のAvadus version 2.2及びAcurisを武器に、欧州、日本、オーストラリア市場の開拓に乗り出す準備を整えている。
インディアン・エクスプレスが10月13日報じたところによると、同社は目下これらの市場の再販業者やディストリビューターと商談を進めている。SGLはその製品を既に米国と東南アジア市場に投入している。SGLはこの他、オンライン・ストアや主要雑誌を通じた広告、国際的催しへの出展等を通じ、国際市場におけるプレゼンス構築に取り組んでいる。
SGLのDr Vijay Chandru会長兼チーフ・サイエンティストによると、同社は洗練された製品と時代の要求を満たす技術を保持しており、セールス&マーケッティングに本腰を入れる時機を迎えている。セールス&マーケッティングは如何なる製品にしろ成功の鍵になる。
データ分析・ビジュアル化ツールのAvadusは、様々な領域に応用できるが、生命科学に照準を合わせている。例えばリード創製(lead identification)から臨床試験に至る新薬開発過程において重要な役割を演じることができる。
SGLは最近、オンライン・ストアを通じ、6ヶ月間449米ドルのトライアル・ベースでAvadusのフルセットを提供している。これ以前には30日間のトライアルをオファーしたが、同ツールの機能を十分に点検するには、短すぎるため、6ヶ月間に延長した。これによりユーザーは一般に3~5ヶ月を要するプロジェクトの少なくとも一部を完了できると言う。
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