2003-10-13 ArtNo.32120
◆韓国Hyosung、インドを欧米向けバイクの輸出拠点に
【ムンバイ】韓国の二輪車メーカー、Hyosung Motors & Machinery Inc(HMMI:暁星機械工業)は、地元のKinetic Engineering Ltd(KEL)との提携を通じ、欧州及び米国市場にGF 125バイクを輸出する計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月9日報じたところによると、マハラシュトラ州Pune拠点のKELは、インド国内ではGF 125をGF 170に転換、現在は少量を東部インドとネパールで販売しているに過ぎない。HMMIは世界的にGF 125を年間1万~1万5000台輸出している。
KELのSulajja Firodia Motwani重役(MD補)によると、同社はGF 175の開発を通じHMMIとの関係を徐々に拡大する計画だ。HMMIはKELとの提携を通じ、韓国で生産するのに比べ15%コストを削減できる。KEL自身、東欧及びラテン・アメリカ市場の開拓に着手している。KELは現在モーペッドを米国に、モーターサイクル“Boss”をスリランカ、バングラデシュ、アフリカの一部諸国に輸出、今年は通年で2万5000台の輸出を目指している。またエグゼクティブ・バイク新モデル“Velocity”も近く輸出する計画と言う。
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