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2003-10-10 ArtNo.32109
◆ソニー、アイワ・ブランドの復活準備
【ニューデリー】Sony Indiaは、親会社の国際戦略に基づきAiwaブランドの復活を準備している。
インディアン・エクスプレスが10月7日報じたところによると、ソニー・インディアンは先週末ニューデリー市内で催されたディーラー会議の席上、一連のオーディオ製品を発表するとともに、アイワの新ロゴを披露した。
Baron Electronicsと提携し、挫折を喫したアイワのブランド・イメージを如何に再興するかが、注目されるところ。ソニー・インディアは計画の詳細を明らかにしていないが、アフター・サービスが成否の鍵の1つになるものと見られる。アイワは1999年のクリケット・ワールド・カップの際には、BaronのKabir Mulchandani氏の指揮下にトップ・ファイブ・ブランドに列したものの、ディスカウント・ブランドのイメージをもたれるようになった。アナリストらによると、Mulchandani氏はボリューム・ゲームに照準を合わせ、一定の成果を上げたものの、長期的ブランド・イメージの構築に不可欠なアフター・サービスをほとんど無視していた。今回、アイワ・ブランドの復活を目指すソニーは、恐らくこの点を再考するものと見られる。アナリストらによれば、アイワ・ブランドの再興には困難が伴うものと見られるが、正しい戦略さえ採用されるなら、不可能ではない。
ソニーは全国に102のアフター・サービス・センターを設けており、これを梃子にアイワ製品に対するアフター・サービスを提供するものと見られる。実際のところソニーは、アイワ製品に対するアフター・サービスを既に広告している。
KSA Technopakのマネージャー、Anil Rajpal氏は「鍵は、価格より先の問題に目を向けること。技術やサービス、その他の付加価値を顧客に提供することが、消費者の認識を改め、信頼を得ることにつながる。消費者との良好なコミュニケーションの維持もその1つ」と指摘した。
ソニーは米国においてもAiwa Strategic Accounts Partnership Incを設立、アイワ・ブランドの再興に乗り出している。
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