2003-10-10 ArtNo.32104
◆Essar Steelの負債、再編後US$9.38億に縮小
【ムンバイ】法人債務再編会議(CDRF:corporate debt restructuring forum)の勧告の実行に伴い、Essar Steel Ltd (ESL)の長期負債は、勧告がなされた時点の6100クロー(US$13.302億)から4300クロー(US$9.377億)に縮小する見通しだ。
インディアン・エクスプレスが10月8日、ESLオフィシャルの言として伝えたところによると、同社は既に再編作業に着手しており、今会計年度末までに完了させたい考えだ。これによりルピー建てローンの金利は平均14%に、外貨建てローンのそれは8%にそれぞれ下降、将来の不景気に対する耐久力も強化される。
金融業界筋によると、鉄鋼業界の債務再編計画は順調に進捗しており、CDRの勧告は関係企業により受け入れられている。
ESLは既に2億5000万米ドルの変動利付きノート(FRN)を買い戻し、外貨建てローン1億3000万米ドルを返済、合計1225クロー(2.67億)債務を軽減した。また資本再編に対する株主の承認も得ており、再編完了後、同社の資本金は約500クロー(US$1.09億)になる見通しと言う。
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