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1995-01-28 ArtNo.321
◆＜星＞パイシーズ、テクノロジー部門のセスダック登録目指す
【シンガポール】パイシーズ・グループは急速に拡大するそのテクノロジー部門パイシーズ・テクノロジーズ・ホールディングズ(PTH)を最終的にセスダックに登録させる計画だ。
ＰＴＨは26日、ファルコ・テクノロジーズ・ホールディングズ(FTH)の30％権益を30万Ｓドルで買収する契約に調印した。ＦＴＨの前身は4年前に発足したＫＬエレクトロニク・マニュファクチャリング(KLEM)で、ＫＬＥＭ創設者のウォン・カイロン(王開龍)及び朱金源の両氏は昨年6月にＫＬＥＭをＦＴＨに注入した。同社は目下その開発した自動データ交換機やプリンタ・シェアリング・ケーブルの海外市場開拓を図っており、ＰＴＨとの提携は資金源を確保するためと言う。ＰＴＨは今回の契約の下、ＦＴＨの持ち株比率を55％まで拡大するオプションも認められている。 ＰＴＨは昨年9月にはプリント基板メーカーのサーキット・プラスを1000万Ｓドルで買収、今年末には機械製造及びシステム統合会社のホングアン・テクノロジーズの買収も予定している。同社は今後更に電子部品、工場自動化、システム統合関連の企業を買収、傘下企業が4社になった段階でセスダック登録を果たす計画だ。 一方、百貨店、卸、製造、運輸、観光、不動産開発等を手掛けるパイシーズ・グループのアン・チンティアン会長によると、同社は3月にトランスパック・キャピタルを新たな株主(15%:S$1000万)に迎える。これにともないアン一族の持ち株は38％に縮小すると言う。(BT,LZ:1/27)
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