2003-10-08 ArtNo.32090
◆オリッサ州政府、4鉄鋼プロジェクト覚え書きに調印
【ブーバネスワル】オリッサ州政府は鉄鋼会社4社-Arati Steel Ltd(ASL)/Neepaz Metalicks (P) Ltd(NMPL)/Deo Mines & Minerals (P) Ltd(DMMPL)/Scaw Industries (P) Ltd(SIPL)-と、総額2416クロー(US$5.27億)の鉄鋼プロジェクトに関わる覚え書きを交換した。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが10月3日報じたところによると、これら4社は何れも海綿鉄からビレットを生産する年産50万~100万トンのプラントを設けることを計画している。またこれら企業の一部は廃熱を利用したキャプティブ発電施設の建設も予定している。
ASLは向こう5年間に886クロー(US$1.93億)を投じ、Cuttack県Ghantikhalの700エーカーの土地に特殊鋼の製造施設を設ける。第1期分は4年内に運転を開始する。
NMPLは、400クロー(US$8723万)を投じSundergarh県Rourkelaに近いChadrihariharpurに工場を建設する計画で、第1期分は向こう3年間に、第2期分は7年内に、それぞれ稼働する。
またSIPLは814クロー(US$1.78億)を投じDhenkanal県Gundichaparaに、 DMMPLは316クロー(US$6891万)を投じRourkelaに近いKumarmundaに、それぞれ工場を建設する。
これらはオリッサ州政府の野心的な鉄鋼投資誘致計画の一部で、州政府筋によると、合計19投資家が同州における総額1万2000クロー(US$26.17億)の鉄鋼プロジェクトを検討しており、同数字は今後一層拡大する見通しだ。州政府が経営するIndustrial Promotion and Investment Corporation Ltd (Ipicol)がこれらのプロジェクトのデュー・ディリジェンスを実施、またIndustrial Infrastructure Advisory Committee (IIAC)が審査を引き受けたと言う。
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