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2003-10-06 ArtNo.32084
◆IOC、石油化学事業にUS$32.7億投資
【ムンバイ】国営Indian Oil Corporation Ltd(IOC)は石油化学プロジェクトに1万5000クロー(US$32.71億)を投じる計画で、内8000クロー(US$17.45億)は向こう2年間に投資する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月1日報じたところによると、IOCのM S Ramachandran会長兼MDはこのほど以上の計画を語った。それによると、IOCは2005年までの完成を目処に、ハリヤナ州Panipatの精油所にパラキシレン(PX)と高純度テレフタル酸(PTA)の製造施設を増設中で、同事業には5000クロー(US$10.9億)が投資される。IOCはまた3000クロー(US$6.54億)を投じ、グジャラート州に2004年8月の完成を目処に年産12万トンの直鎖アルキル・ベンゼン(LAB:linear alkyl benzene)製造施設を建設中だ。
また総コスト7000クロー(US$15.26億)のナフサ・クラッカーを設ける事業化調査を進めている。価格軟化で一部顧客の財政状況が影響を被ったこからナフサの販売が下降線をたどり、取り分けDuncanやSindriと言った肥料会社の営業停止にともない、ナフサ販売は目立った落ち込みを見た。こうした中でグジャラート州に設けられる予定のクラッカーの原料にはナフサを用いることが検討されている。
IOCはまたアンドラプラデシュ州Kakinadaに設けられる250万トンの液化石油ガス(LNG)ターミナルに隣接して1000MW(メガワット)の発電施設を設けることを計画している。同発電施設は1ユニット当たり2.50ルピーで電力を供給できる。アンドラプラデシュ州は500MWの電力を引き取ることになる。IOCはパートナーのPetronas International Corporation Ltd./Kakinada Seaports Ltd/BP Global Investments Ltd.とともに、アンドラプラデシュ州政府の最終認可を待っていると言う。
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