2003-10-06 ArtNo.32071
◆中国ZTE、ITIにCDMA通信機器製造技術移転
【バンガロール】中国企業ZTE Corporation(深川中興通信:『川』は『土偏』を付ける)は、地場公共部門通信機器サプライヤーIndian Telephone Industries (ITI)と、CDMA(code division multiple access)通信機器の製造に関わる技術移転契約を取り交わした。
ヒンドゥ・ビジネス・ラインが10月1日報じたところによると、ITIのV.K. Pandey会長兼MDは、第53回同社年次総会の席上、以上の消息を明らかにするとともに、GSM通信機器の製造に関しても同様の契約交渉を進めていると語った。それによると、これはGSM/CDMA交換機製造計画に続くもの。GSM携帯端末の製造に関しては依然として採算性調査が進められている。
ITIは、次世代インターネット・プロトコル交換機およびC/DWDM (coarse/dense wave division multiplexing)製品の製造に照準を合わせる計画で、安定した収入源を確保する狙いから電子機器輸出専門の生産ラインを設けることや、ネットワーク製品領域における売り上げ分与方式の採用等を検討している。
最大顧客Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)との長期的関係を築く狙いから、音声/データ・サービスを可能にするV-Satネットワークの構築面でBSNLと戦略提携を結ぶことも計画していると言う。
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