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2003-10-01 ArtNo.32059
◆原子力発電公社、新たに高速増殖炉5基建設
【ムンバイ】インド原子力発電公社(NPCIL:Nuclear Power Corporation of India Ltd)は新たに高速増殖炉(fast breeder reactors)5基を設ける計画で、最初の1基は3500クロー(US$7.63億)を投じタミールナド州Kalpakkamに設ける。
ビジネス・スタンダードが9月30日、NPCILのV K Chaturvedi会長兼MDの言を引用し報じたところによると、カルパッカムの最初の増殖炉建設事業は新会社を設け、2004年1月に着手、5年で完成される。インド政府がコストの75%、NPCILが同5%を拠出、残りの20%は借り入れで賄う。新会社は将来の全ての高速増殖炉プロジェクトを一手に引き受ける。同新会社はNPCILの子会社ではなく、別個の組織になる。これは、高速増殖炉の経営が、商業ベースの反応炉ビジネスを手がけるNPCILの事業目的にフィットしないためと言う。残りの4基の建設地は未定で、投資額の見積もりも出ていない。しかし4基の内2基は内陸に、2基は沿海地域に建設される。
マハラシュトラ州Ratnagiri地区Jaitapurに6000MW(メガワット)、またアンドラプラデシュ州北部に1000MWの原子力発電所を、それぞれ建設する計画のNPCILは、これらのプロジェクトを手がける子会社を設立する可能性を検討している。
NPCILは将来のプロジェクトのためにその他の内陸地も物色しており、原子力発電所の用地確保に障害になる鉱山が存在する東部地区を除き、インドの大部分の地域の将来性の有る場所に照準を合わせている。
現在2720mwe(Megawatt electric:電気出力メガワット)の設備能力を有するNPCILは2008年までに6860mwe、2020年までに2万mweにキャパシティーを拡張する。また2005年までに原子力法(Atomic Energy Act)が改正されれば、同社は外資や民間部門と提携し、将来のプロジェクトを進めることができる。NPCILは、Kudankulamにおける2X1000mwe軽水炉プロジェクトをロシア連邦(Russian Federation)と共同で進めている。
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