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2003-09-24 ArtNo.32021
◆Serum、多発性硬化症治療薬のマーケッティング契約獲得
【アーマダバード】マハラシュトラ州Puneを拠点にするSerum Institute of India傘下のSerum International Ltd(SIL)はスイスに本社をおくバイオベンチャー、Serono SA (SRA)と、多発性硬化症(multiple sclerosis)治療薬“Rebif”のマーケッティング契約を結んだ。
ビジネス・スタンダードが9月22日、ワクチン製造会社ＳＩＬのセールス・マネージャー、Vinesh Gadhia氏及び上級プロダクツ・マネージャー、Ravi Sakharkar氏の言を引用し、伝えたところによると、多発性硬化症は慢性・進行性・非治癒性の中枢神経疾患で、失明や四肢の麻痺等の症状を併発する。インドでは10万人に1人の割合で発生、白人やパリシー教徒の罹患率が高い。
SRA社製Rebifは、症状を改善、再発を防止し、病状の進行、発作の頻発、深刻な発作を抑制する。注射器に予め充填されたRabifは、必要に応じ即座に投与できる。同製品は米国食品薬品局(FDA)の他、70カ国以上で使用が認められている。
ワクチン／免疫生物学製品の輸出で国内最大規模を誇るＳＩＬは、世界の138カ国にその製品を輸出している。
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