SEAnews 2003-09-24 ArtNo.32014

【プネー】地元の二輪・三輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd (BAL)は、南アメリカやインドネシア等の戦略市場におけるチームの配置等、海外市場に照準を合わせた総合的市場戦略を立案している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月19日伝えたところによると、ＢＡＬのR.L. Ravichandran副社長(ﾋﾞｼﾞﾈｽ開発/ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ)は同紙に以上の消息を語った。それによると、目下のところ主要輸出市場は南アジア地域協力連合(SAARC)諸国で、ディーラー中心のマーケッティングが行われている。新戦略立案の主旨は、様々な国における市場ニーズを直接把握し、適切な商品を投入すること。これにより輸出規模も現在の5000～6000台から向こう数年間に1万台以上に引き上げる。既にインドネシア市場の調査に着手しており、現地のディーラー1社が目下二輪車製品の試験販売を行っている。最終判断に際してはコストが決めてになり、もし市場の潜在性が大きいなら現地に組み立てラインを設けることもあり得ると言う。