2003-09-24 ArtNo.32010
◆中国企業ZTE、BSNL固定無線アクセス事業入札に一番札
【ニューデリー】政府系電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)が募集した固定無線アクセス(FWA:Fixed Wireless Access=WLL:wireless in local loop)プロジェクトの機材納入据え付け入札に、中国企業ZTE Corporation(深川中興通信:『川』は『土偏』を付ける)と地元パートナーの合弁チームが一番札を入れた。
ビジネス・スタンダードが9月23日報じたところによると、ZTEは、アンドラプラデシュ州Bangalore拠点のUnited Telecom及び別の地元企業Indian Telephone Industriesと、異なるコンソーシアムを組織、最低価格の169.7クロー(US$3701万)と二番目に低い169.8クローの札を入れた。
別の中国企業Huawei Technologies(華為技術有限公司)は、地元企業Himachal Futuristics Communication Ltd及びHughes Escorts Ltdと、やはり異なるチームを組織し、各277.8クローの札を入れた。
韓国のHyundaiも、同様の方式により263.2クローと266.4クローの札を入れた。
BSNLは全国をカバーする75万回線のCDMA(code division multiple access)ネットワーク構築を計画しており、この他の入札者には、Motorola、Ericsson、LGが名を連ねている。
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