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1995-01-06 ArtNo.32
◆インド中央・地方指導者、＜星＞首相に経済開放堅持確認
【カルカッタ】インドのナラシマ・ラオ首相及びカルナタカ／西ベンガル両州の首席大臣は4日、カルカッタ訪問中のシンガポールのゴー・チョクトン首相に対して経済開発を優先し、外資プロジェクトに積極的支援を与える方針を確認した。
この日30分間ゴー首相と会談したラオ首相は、国内の一部グループの圧力に屈して経済改革の速度を緩めることのないことを保証するとともに、最近の選挙で野党の手にわたったカルナタカ州の新政権も経済改革を継続するとの見通しを語った。またカルナカタ州のDeve Gowda首席大臣は、経済開放に関しては同氏の所属する中道Janata Dal党と中央政府の路線は完全に一致していると述べ、同州政府が2億5000万Ｓドルのバンガロール・インフォメーション・テクノロジー・パーク事業の全てのプロジェクトを既に承認したことを明らかにした。西ベンガル州のバス首席大臣もこの日ゴー首相と会見した際、経済改革にかける州政府の熱意を表明した。同州政権は1977年以来インド共産党マルクス主義派が握っている。
一方、両国はこの日、科学技術協力協定に調印した。昨年9月にラオ首相がシンガポールを訪れた際、両国は投資保障協定にも調印するはずだったが、投資事業に対する最恵国待遇乃至は国内資本と同等な待遇や自動保障措置を求めるインド側とシンガポール側の意見が対立、未だ調印に至っていない。(ST,BT,LZ:1/5)
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