【ニューデリー】今年初5ヶ月(2003/4-8)の二輪車の国内販売は8.2%の伸びにとどまったが、同期の輸出は68.2%ジャンプした。しかし今年8月に限った二輪車の輸出台数は1万8558台と、昨年同月比32%の成長にとどまった。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが9月17/18日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の統計を引用し伝えたところによると、年初5ヶ月のスクーター/スクータレットの輸出は昨年同期の9822台から2万551台に109%ジャンプした。これは主にHonda Motorcycle and Scooter India(HMSI)の輸出が昨年同期の2522台から1万2056台に378%ジャンプしたため。8月に限っては同セグメントの成長率はやはり68%に鈍化した。
年初5ヶ月の成長率ではスクーター/スクータレット・セグメントがトップ・パフォーマンスを示したが、ボリューム・タームではモーターサイクル・セグメントのパフォーマンスが群を抜いた。同部門の輸出は昨年同期の4万5699台から7万5635台に65.5%の成長を遂げた。
Bajajは昨年同期比51.4%増の2万8561台、Yamahaは同41.3%増の2万1844台、Hero Hondaは2倍の1万5898台、TVSはほぼ3倍の7548台を、それぞれ輸出した。ちなみにTVSは、今年通年で二輪車2万台、来年は5万台、再来年は10万台の輸出を目指している。