|
2003-09-17 ArtNo.31974
◆パナソニック・インディア、システム製品部門に注力
【ニューデリー】松下電器産業が完全出資するNational Panasonic India Pvt Ltd(NPI)はシステム製品部門(SPD:systems product division)の総営業額に占めるシェア拡大を図っている。
ビジネス・スタンダードが9月15日、ＮＰＩのイケダ・タケシ取締役(SPD担当)の言を引用し報じたところによると、ＮＰＩはＳＰＤをオフィス自動化製品のワン・ストップ・ソリューションと位置づけており、大小に関わりなくあらゆる種類の組織のニーズに応じられるよう総合的なオフィス機器を準備している。
ＳＰＤのＮＰＩ売上げに占めるシェアは1994年にＮＰＩが発足した当初の10％から現在の30％以上に拡大した。ＳＰＤはこれ以前から急成長を遂げて来たが、今やその成長加速は一つの意識的な戦略になっている。とは言え現状では具体的計画はまだない。将来は同部門を別会社にすることも選択肢の一つと見ている。
ＮＰＩは9月15日からニューデリーで“Destination Worksmart”と銘打った2日間のオフィス自動化機器展示会を催す。ニューデリーに続きマハラシュトラ州Mumbaiとカルナタカ州Bangaloreにおける展示会も準備しており、その後、グジャラート州Ahmedabadやタミールナド州Chennai等、他の主要都市でも開催すると言う。
|