2003-09-17 ArtNo.31967
◆グジャラート州政府、新鉱業政策で鉱業収入300%アップ期待
【ガンディナガール】グジャラート州政府は、『2003年鉱山・鉱物政策』の導入を梃子に、向こう5年間に鉱業収入を300%拡大する計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月13日、グジャラート州政府のAnil Patel鉱業・産業部長の言を引用し報じたところによると、新政策の下、鉱業資源領域の投資も最大限に拡大できる。グジャラート州政府の昨年度の鉱業ロイヤルティー収入は約175クロー(US$3816万)だったが、先週木曜(9/11)に州議会を通過した新政策の下、向こう5年間の主要鉱物(major mineral)及び希少鉱物(minor mineral)の生産量は9350万メートル・トンに、年率10%の成長を遂げ、鉱業ロイヤルティー収入は500クロー(US$1.09億)に拡大するものと予想される。
鉱業政策問題に関して州政府をリードし、同政策に定期的見直しを加えるため、Narendra Modi首席大臣を長とする州鉱業諮問委員会(SMAC:State Mineral Advisory Committee)が組織された。
インド国内には合計89の鉱山が存在するが、この内グジャラート州には50鉱山(主要鉱物33/希少鉱物17)が存在する。またグジャラート州は国内唯一の瑪瑙/白亜/真珠岩の生産地で、蛍石/シリカの生産は全国1位、ボーキサイト/褐炭/耐火粘土/その他の粘土の生産は同2位、石英/ボールクレーの生産は同3位、石灰岩/陶土の生産は同4位にランクされると言う。
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