2003-09-15 ArtNo.31963
◆BSES、US$26億投じ3千MWガス発電所建設
【ムンバイ】Relianceグループのエネルギー事業子会社Bombay Suburban Electricity Supply Ltd (BSES)は、マハラシュトラ州Mumbai近郊Nagothaneに1万2000クロー(US$26.17億)を投じて3000MW(メガワット)のガス・ベースの発電施設を設ける。
エコノミック・タイムズが9月11日報じたところによると、BSESのAnil Ambani会長兼MDは10日マハラシュトラ州のSushil Kumar Shinde首席大臣と会見、関係プロジェクトを迅速に承認するよう要請した。Shinde首席大臣は、州政府のAjit Nimbalkar総務次長を長とし、財務次長、エネルギー次長及びマハラシュトラ州電力局(MSEB)のAshok Basak会長から成る専門委員会を組織、同プロジェクトの検討に当たらせている。
2500エーカーの用地と日量1億5000万リッターの水供給を州当局に要請したBSESは、燃料はアンドラプラデシュ州Krishna-Godavari海盆鉱区で採取したガスを用いる計画で、2005-06年の完工を目指している。同プロジェクトが完成するならエネルギー不足に悩むマハラシュトラ州の展望は一変するものと予想される。
BSESのAmbani会長はこの他、Dahanuにおける495MWガス発電所のアップグレードや、Patalgangaにおける447MWプロジェクトの復活問題等に関して首席大臣と意見を交換したものと見られる。
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