2003-09-12 ArtNo.31938
◆ダブホール仲裁委員会、GE/ベクテルへの保険金支払い指示
【ムンバイ】米国地裁のCharles Renfrew前判事に率いられる独立仲裁委員会は、マハラシュトラ州における合弁事業Dabhol Power Company (DPC)に対するGE及びBechtelの権益を没収したインド政府の措置は不当とし、米国政府傘下の政治リスク保険機関Overseas Private Investment Corporation (OPIC)に各2857万米ドルの保険金をGE/Bechtel両社に支払うよう求める裁定を下した。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが9月10日伝えたところによると、これにより米国政府は、インドとの投資条約に基づき、GE及びBechtelに対する投資補償をインド政府に請求するものと予想される。
仲裁委員会にはRenfrew前判事の他、Gardner Carton & DouglasのDavid Kay氏、Layton Law Office L.L.PのRobert Layton氏らが名を連ねている。
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