【ニューデリー】インド政府はより多くの部門の投資規制を緩和し、100%の外国直接投資(FDI)を認める可能性を検討している。
デカン・ヘラルドが9月10日伝えたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)が9日主催したセミナーの席上、大蔵省のU K Sinha次官補(資本市場担当)は以上の消息を語った。しかし同次官補は、新たに外資の100%出資を認める部門を明らかにすることを避けた。同氏によると、政府はAshok Lahiri主任経済顧問を長とする専門委員会を組織し、FDIの規制緩和問題を研究させている。
政府はまた海外商業借款(ECB:External Commercial Borrowing)手続きも一層簡素化する方針だ。政府はECBの適性資格や最終用途に関する手続き処理を既に簡素化していると言う。