SEAnews 2003-09-10 ArtNo.31927

【コルカタ】年商5000クロー(US$10.9億)の地元家電メジャー、Videocon International Limited (VIL)は、ここ数日中にＦＭラジオ付き電子レンジの他、カラー・テレビジョン、洗濯機、冷蔵庫等一連の家電製品新モデルを発売する。
デカン・ヘラルドが9月8日伝えたところによると、ＶＩＬのSunil Tandon副社長(ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ)はＰＴＩ通信に以上の消息を語った。それによると、ＦＭラジオ付き電子レンジは、大部分の時間を台所で過ごす主婦のニーズに応じたもので、マハラシュトラ州Mumbaiにおける試験販売を終え、西ベンガル州Kolkataで数日中に公式に発売される。
電子レンジ新セグメントの他、ＣＴＶ／洗濯機／冷蔵庫等の新バージョン少なくとも7種類を発売する。BazoombaカテゴリーのフラットＴＶ新バージョンは、ウーファー2ユニットを装備したものと、ウーファー無しのものがオファーされる。霜取り不要冷蔵庫については、冷水供給システム付き200リッター・モデルを含む2バージョンがPujas前にコルカタ市内で発売される。この他、同社としては初の全自動洗濯機が1万ルピー以下で、またツイン・タブ付き洗濯機2バージョンが6000～6200ルピーで、それぞれ売り出される。
全ての家電製品カテゴリーにおける全国レベルのリーダーシップを握るＶＩＬは、数年前にPhilips IndiaのSalt Lake工場を買収して以来、東部市場の開拓に照準を合わせている。ＶＩＬは国内に18工場、イタリヤに1工場を有するが、Salt Lake工場は同社が誇りとする工場の1つで、東部市場は目下同社売上げに約11％貢献している。クリケット・ワールド・カップ以後、東部市場では、洗濯機を除く全ての製品カテゴリーの売上げが2倍以上の成長を見ていると言う。