2003-09-08 ArtNo.31916
◆IOC、パラディープ/ハルディア・パイプ・ライン計画実行
【コルカタ】Indian Oil Corporation Ltd (IOC)取締役会は、オリッサ州Paradipと西ベンガル州Haldiaを結ぶパイプ・ライン敷設プロジェクトを承認した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが9月4/5日伝えたところによると、プロジェクト・コストは400クロー(US$8723万)前後と見積もられ、IOCは目下中央政府の認可を待っている。
IOCのM.S. Ramachandran会長によると、同パイプ・ラインを通じパラディープからハルディアの製油所に原油が供給される。ハルディア港は喫水が浅いため、ELCC(extra large crude carrier)やVLCC(very large crude carrier)クラスの大型タンカーは寄港できない。このためハルディア製油所は目下のところ1万3000~1万4000トンの小型船により原油の供給を受けており、原油1トン当たりの運輸コストが500ルピーほど嵩んでいると言う。
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