2003-09-08 ArtNo.31914
◆Cognizant、インド・スタッフを大幅に増員
【チェンナイ】米国拠点の情報技術(IT)コンサルタント会社Cognizant Technology Solutions(CTS)はカレンダー・イヤー2003年末までに従業員数を2003年6月期四半期の6700人から約9000人に拡大、その大部分をインドに配置する。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月4/5日報じたところによると、CTSのKumar Mahadeva会長兼CEOは、ニューヨークで催されたSmith Barney Citigroup Technology Conferenceの会場で以上の消息を語った。それによると、需要の急増からCTSは水平方向の雇用拡張も行っており、1週間に100人のペースでスタッフを増員している。今年の雇用はバックエンドにおけるもので、昨年来の流れを継承したものである。昨年第3四半期と第4四半期には2000人近くを新規採用した。今年も同様で、下半期にインドで約1000人を雇用する。
今年は19~20%の営業マージン達成を目指しており、利益の20%以上を再投資する。インフラストラクチャー・アウトソーシングは力強い成長を見ており、BPO(business process outsourcing)/ERP(enterprise resource planning)/CRM(customer relationship management)/データ・ウェアハウジング/ビジネス・インテリジェンス領域にも成長が目にされる。CTSはインドにおけるインフラ領域に約4000万米ドルを投資して来た。インドに6000人収容の60万平方フィートの施設を建設するプロジェクトの第1期工事は既に完了し、今年10月には全計画が完成する。
CTSの料金は過去8四半期据え置かれており、顧客と料金交渉は行っていない。このため料金下降圧力も受けていないと言う。
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