【ハイデラバード】公共部門鉱業会社National Mineral Development Corporation (NMDC)は年産300トンの無炭素海綿鉄粉やその他の付加価値製品を製造するパイロット工場を建設する。
インディアン・エクスプレスが9月5日、NMDCの年次レポートを引用し報じたところによると、NMDCは国防冶金研究所(DMRL:Defence Metallurgical Research Laboratory)の支援も得、関係準備を進めている。パイロット・プロジェクトの目的は異なる用途の付加価値製品を開発し、その内のいくつかを商業化することにある。実際のところ、NMDCは既に4トンの無炭素海綿鉄粉を製造、大規模生産の可能性を検討している。同生産後、研究開発(R&D)センター内に年産300トンのパイロット・プラントを設ける方針を決めた。プロジェクトの技術評価はMetallurgical & Engineering Consultants India Ltd(Mecon)が担当した。無炭素海綿鉄粉は例えばIndian Railwaysが使用する電磁継電器(electro-magnetic relay)の製造等に適しているとされる。プロジェクトの見積もりコストは伝えられていない。