2003-09-05 ArtNo.31901
◆Tata Rayerson、年商US$1.5億目指す
【コルカタ】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)と米国企業Rayerson-Tullが各50%出資する工業材料流通会社Tata Rayerson Ltd(TRL)は、2009年までに年商700クロー(US$1.53億)達成を目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが9月2日、TRLのSandipan Chakravortty重役(MD)の言として伝えたところによると、2002-03年の年商は194クロー(US$4230万)、純益は8.84クロー(US$193万)で、今会計年度は売上げ300クロー(US$6542万)を見込んでいる。
今後5年間に倉庫、ストックヤード、その他の流通インフラに100クロー(US$2181万)を投資する。目下ジャールカンド州Jamshedpur、マハラシュトラ州Pune、西ベンガル州Kolkata、ハリヤナ州Faridabad、マドヤプラデシュ州Raipur、タミールナド州Chennai、カルナタカ州Bangalore、ウッタルプラデシュ州Kanpurに、倉庫及びその他の流通施設を設けている。3年内にこの種の施設を全国50カ所に展開する計画だ。
近く条鋼をその製品ポートフォリオに加えるとともに、製品/サービスのブランド化も進める。今年通年のボリューム販売は100万トンの大台に乗るものと見られる。
世界的に鋼材の35%がスチール・サービス・センターを通じて取引されているが、インドにおけるその比率は5%に過ぎない。またこの方面のサービスの大部分が未組織部門により手がけられている。このため成長の潜在性は大きいと言う。
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