2003-09-05 ArtNo.31896
◆BAL、近くツイン・プラグ・エンジン搭載Pulsar発売
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd(BAL)は10月には、インド初のツイン・スパーク・プラグを採用したモーターサイクル、Pulsar新モデルを発売する。
ビジネス・スタンダードが9月2日伝えたところによると、先ず180ccPulsarに新エンジンが採用され、次いで150ccPulsarにも搭載される。アナリストによると、ツイン・プラングの採用によりエンジンの軸馬力(BHP)は15bhpから16bhpにアップ、燃料効率も10%ほど改善するものと見られる。価格は既存モデルより2000ルピーほど高めになる。
BALのR L Ravichandran副社長(マーケッティング&ビジネス開発)によると、新エンジンは同社が独自開発したもの。Pulsarはプレミアム・バイク市場の70%のシェアを占めているが、先月は、モーターサイクル市場最大の、また最も急成長するエグゼクティブ・セグメントにWind 125を投入、同セグメントのプレゼンスも強化した。
BALのMadhur Bajaj副会長がヒンドゥー・ビジネス・ラインに語ったところによると、向こう12ヶ月間に同社はエグゼクティブ・バイク新モデルとスクーター新モデルを発売、両市場におけるポジションを一層強化する。
エグゼクティブ・バイク新モデルの価格は3万5000ルピーから。同社のエグゼクティブ・バイク市場シェアは7%から14%に拡大した。最近発売したWind 125も含め月間販売台数は間もなく8万台を突破、10万台の大台に乗るのもそう遠くないものと見られる。
スクーター市場は既に底入れしており、一層の落ち込みはないものと予想される。同社はまた様々なコスト削減措置を講じており、現在1万2000~1万3000人の従業員も2000人ほど削減する。インドネシアに新工場を設ける計画に関しては、調査チームを現在派遣していると言う。
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