【ルディアナ】インド政府は、異なる国からより低価格な鋼材を輸入できるよう、鉄鋼輸入規制を緩和する可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスが8月30日報じたところによると、BK Tripathy鉄鋼相は8月29日に催された全国鉄鋼消費者評議会(National Steel Consumers' Council)の第17回会議の閉幕式の席上、以上の消息を語った。それによると鉄鋼省は外国貿易総局(DGFT:Directorate General of Foreign Trade)告示番号(public notification number)の廃止を提案する方針を決めた。
DGFT告示番号は、輸入鋼材にインド標準局(BIS:Bureau of Indian Standards)により定められた仕様を満たすよう義務づけている。
鉄鋼業界は、「BIS条項は、専横的で不当なもの」、「地元鉄鋼会社トップ5社の意向を受けて導入されたもの」と批判して来た。