SEAnews 2003-09-03 ArtNo.31877

【ニューデリー】今年上半期(2003/1-6)の従来型カラー・テレビジョンの販売台数は、昨年同期に比べ15.6％の穏やかな成長を見たにとどまったが、フラット・テレビジョンの成長率は127.2％の伸びをマークした。
ビジネス・スタンダードが9月1日、市場調査会社ORG-gfkのデータを引用し伝えたところによると、今年上半期の売上額の伸びも従来型ＣＴＶのそれが6.8％であるのに対し、フラットＴＶは79.2％に達した。また今年6月のボリューム販売は従来型ＣＴＶが17.4％の落ち込みを見たにも関わらず、フラットＴＶのそれは23％のプラス成長を維持した。
LG Electronics India Pvt LtdのAnil Aroraマーケッティング主任によると、同社のフラットＴＶ販売額は今年上半期に297％の伸びを見た。
VideoconのVN Dhoot会長によると、従来型ＣＴＶとフラットＴＶの価格差が6000ルピーから2000ルピーに縮小したことも、こうしたフラットＴＶ販売の伸びに寄与している。
フェスティバル・シーズンが到来したことからほとんど全てのＣＴＶ会社が、フラットＴＶ新モデルを投入している。フラットＴＶは昨年ＣＴＶ販売全体の6％を占めたが、今年上半期には7.6％、6月に限っては8.2％に拡大しており、来年は10％を占める見通しと言う。