2003-08-29 ArtNo.31858
◆サムスン、若者に照準合わせオーディオ売上げ倍増目指す
【ニューデリー】Samsung Indiaは、音響機器市場におけるシェア、取り分け若者の支持拡大を目指し“Target Yo!”と銘打ったマーケッティング・キャンペンーを開始する。
インディアン・エクスプレスが8月26日、Samsung IndiaのMB Leeマーケッティング担当副社長の言を引用し報じたところによると、同社は“Samsung Sound?Are You Listening?”をキャッチ・フレーズに来月からオーディオ製品カテゴリーの新キャンペーンを開始する。同タグラインは全てのサムスン・オーディオ・コミュニケーションにバンドルされ、プリント・メディアの他、“Channel V”や“MTV”等のミュージック・チャンネルを通じアグレッシブな宣伝が行われる。
またオーディオ・セグメントのターゲット・グループのより大きな支持を得るために創造されたキャラクター、“Witz”が、全てのコミュニケーション・プラットフォームのマスコットとして用いられる。“Witz”を創造した目的は、若者が風刺キャラクターに象徴される製品カテゴリーとしてのオーディオを認識しアクセスできるよう配慮したもの。
独自サイトWitzIsMe.Comの他、indiatimes.com上の“Samsung Sound”を通じ、インターネットを通じたキャンペーンも行われる。
この他、今月末にはインターネット“スクール・タレント・フェスティバル『Samsung DigiWitz』”、全国のビジネス・スクールにおけるオーディオ・カテゴリー・ケース・スタディー・コンペティション“IntelliWitz”が催される。
Samsung DigiWitzフェスティバルには映画制作、ジャイブ、クラシック・ミュージック、コンピューター・ゲーム、広告制作、ファッション・ショー等、25のイベントが含まれる。同企画の主旨は、“Witz”を通じてサムスン・オーディオ製品に対するブランド連想(brand association)を創造することの他、若者に彼ら自身の言葉で語りかけることにある。
サムスンは現在BBCのインター・カレッジ・クイズ番組“Youth Challenge”のスポンサーも務めており、“DigiWitz”は同社がインドで手がけるスクール・プログラムの一環でもある。またサムスンは指導的ミュージック・カンパニーと手を結び“R U Listening”ミュージックCDを近くお披露目する。
今年オーディオ製品10万ユニットを販売、同カテゴリーの売上げを2倍に拡大することを目指すSamsung Indiaは、このほどミニ3モデル、マイクロ1モデルを1万1990~2万1990ルピーで発売した。
|