2003-08-27 ArtNo.31839
◆政府、再度Hind Copperの支配権益売却目指す
【ジャムシェドプル】インド政府は、経営難に直面するHindustan Copper Limited (HCL)の支配権益を売却する方針を決め、Fergusson & Companyを政府持分売却のコンサルタントに指名した。
ビジネス・スタンダードが8月25日報じたところによると、Fergusson & Companyのオフィシャルは8月8日、鉱業省及びHCL幹部とニューデリーで会談、売却戦略の詳細を詰めた。同会議には鉱業省のD C Arha次官、HCLのB K Menon会長兼MDも参加した。HCLは今年初に全ての鉱山活動と関係業務を停止している。
今回のHCL持分売却計画は、政府の2度目の試みで、前回は、Birla CopperとSterliteがHCL支配権益取得に関心を示し、ビハール州Ghatsilaの製錬施設等を視察したが、両社は結局入札を見合わせた経緯がある。
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