2003-08-27 ArtNo.31833
◆Copeland、Kirloskar Copelandをアジアの輸出ハブに
【ムンバイ】米国ベースのエアコン/冷蔵庫用コンプレッサー・メーカー、Copeland Corporationは、現地合弁会社Kirloskar Copeland Ltd (KCL)をアジア全体をカバーする輸出ハブにする計画だ。
インディアン・エクスプレスが8月25日伝えたところによると、Copeland Corporationアジア太平洋地域事業部のCharles E Spears社長は同紙に以上の計画を語った。それによるとCopelandは、それ自身の流通網を通じ、KCLがその製品を中東、東南アジア、中国に輸出するのを支援する。実際のところ中国の生産コストはインドのそれを下回るが、インドで生産される製品は中国におけるものとは異なる技術をベースにしているため、この種の高付加価値製品をインドから中国に輸出することは、それなりにビジネス・センスを有する。
KCLのSanjay Kirloskar会長によると、両パートナーの過去10年間にわたる協力は成長の環境条件を醸成した。Kirloskar Brothers LtdとCopelandが51:49の出資率で236クロー(US$5127万)を注入したKCLは、エアコン/冷蔵庫用コンプレッサーとコンデンシングユニットの国内における指導的製造業者になった。KCLはこうした強みを梃子に国内におけるリーダーシップを維持するとともに海外市場の開拓に乗り出す。
KCLは現在マハラシュトラ州のKaradとAtitに2工場を設け、レシプロ、スクロール、セミハーメチック等、各種コンプレッサーの製造を手がけるとともに、エアコン/冷蔵庫業界のニーズに応じる総合的ソリューションを提供している。
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