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2003-08-27 ArtNo.31832
◆IBM、インドをBTOセンターに
【ムンバイ】IBMは、インドをビジネス・トランスフォーメンション・アウトソーシング(BTO)センターにする計画だ。
インディアン・エクスプレスが8月25日報じたところによると、IBM東南アジア諸国連合(ASEAN)南アジア地域金融サービス部のGraham Fletcher部長は同紙に以上の計画を語った。それによると、IBMは2002年にPwC Consultingを買収したことにより、BTO事業に乗り出すことが可能になった。IBMはPwCを買収後IBM Business Consulting Services (IBM BCS)を新設した。BTOは、PwCCの金融コンサルティング領域の専門知識とIBMのコンポーネント・コンセプトを結合したもので、IBM BCSが提供するビジネス・クオリティー・ソリューションの一部を成している。
銀行業務は、クレジットカード、抵当融資、リスク管理等のコンポーネントに分割できる。各コンポーネントはそれぞれ独自の目的を持ち、共通する通信標準/情報システム/サービス契約等を通じて他のコンポーネントと協調関係を形成している。IBMはこれらのコンポーネントの運営/アプリケーション保守/情報技術(IT)業務等を引き受ける。
IBMのインド・センターは金融部門のBTOプロセス、取り分けアプリケーション保守領域で重要な役割を担うことができる。グローバル・ソーシングは常にIBMの戦略の一部を成しており、同社は目下、アプリケーション保守やBTO運営上のある種の業務をインド・センターに移転すること、換言すれば、インド・センターのリソースを、上記コンポーネントのBTO処理に活用する可能性を検討している。
インドの銀行界は、中核ITインフラの構築に乗り出しており、今後ITアウトソーシング・ビジネスが活況を呈するものと予想される。インドの銀行界はITインフラ構築では、他国に遅れをとっているが、アウトソーシングは、この種のインフラの早期立ち上げを可能にする理想的策と言える。IBM Indiaは既に一部の銀行と関係交渉を進めていると言う。
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