2003-08-22 ArtNo.31807
◆Tata Motors、国営石油IOCとマーケティング・タイアップ
【ムンバイ】Tata Motors Ltd.(TML)は月曜(8/18)、国営Indian Oil Corporation(IOC)と、共同マーケッティング・サービスに関する覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月19日報じたところによると、同覚書の下、TMLは、IOCが経営する特定のガソリン・スタンドに商用車の公認サービス・ステーション“TASS(Tata Authorised Service Stations)”を設けることができ、またスペア・パーツの販売も認められた。これに対してIOCは、TMLのディーラー網の一部に石油製品の小売り店を設けることを認められる。TMLはまたIOCの“Fleet Card”プログラムに参加する。
IOCのT.L. Jain重役(小売り担当ED)とTML商用車部門のRavi Kant重役(ED)が調印式後語ったところによると、TMLは、IOCの“Servo”グレード潤滑油及びグリースの使用を商用車ユーザーに推奨する。これに対してIOCはTMLの燃料管理システムの改善に協力する。
TMLは工場から市場に新車を送り届けるために4万~5万キロを輸送する必要が有るが、その際、IOCの小売り網を通じて燃料の補給を受ける可能性も検討している。
IOCは他の自動車メーカーとも同様の提携を結ぶ可能性を検討している。IOCはまた南部拠点の金融会社Sundaram groupと手を結び、来月“Fleet Card”を通じた自動車金融スキームを紹介する。同社は他の金融機関とも提携し、全国規模でこの種のスキームを展開する可能性を研究していると言う。
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