2003-08-20 ArtNo.31799
◆ソフト会社、BASEL IIでUS$200億ビジネス機会期待
【バンガロール】国際決済銀行(BIS:Bank of International Settlements)が、最近、新自己資本比率基準(capital adequacy standard)“BASEL II”を発表、全世界の銀行に2006年末までに同基準を満たすよう義務づけたことから、インド・ソフトウェア産業はY2Kに匹敵するビジネス機会がもたらされるものと期待している。
インディアン・エクスプレスが8月18日伝えたところによると、BASEL II基準を満たすため、世界の銀行産業はリスク管理領域における膨大なデータ処理と新プロセスの導入を必要とする。インド・ソフト産業は、このため世界的に100億~200億のビジネスが創出されるものと予想している。
カルナタカ州Bangaloreのi-flex、タミールナド州ChennaiベースのPolaris Software Lab、デリー拠点のNucleus Software等、銀行領域で活躍するインド・ソフト企業は、銀行業界にコンサルティング・サービスやソリューションを提供するため、専門知識の構築やリソースのプールに乗り出している。
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