2003-08-20 ArtNo.31794
◆Granules、製剤中間体新製造施設の商業運転開始
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabadを拠点に製剤中間体(PFI:pharmaceutical formulation intermediates)の製造を手がけるGranules India Ltd (GIL)は16日、ハイデラバード郊外Gagillapurに設けた新PFI製造施設の商業運転を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが8月17日、GILのC. Krishna Prasad重役(MD)の言を引用し報じたところによると、同社が30クロー(US$652万)を投じて設けた自動化された新設備は、いわゆる“医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準(GMP: Good Manufacturing Practice)”を満たしており、年産能力も7200トンと、PFIプラントとしては世界最大規模を誇る。
世界の製薬産業は、いわゆるバルク薬品と称される活性製剤成分(API:active pharmaceutical ingredient)に代えて、PFIを調達する動きを見せており、GILはこうした潮流の変化に乗じ、ビジネスの拡張を図る。新工場は、GILが新段階の成長軌道に乗るための補助ロケットの役割を担うとともに、新時代の幕開けを示す道標も務める。GILは事業の前方及び後方統合を通じて総合的製薬会社になることを目指していると言う。
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