2003-08-18 ArtNo.31778
◆空調設備会社Voltas、全子会社の黒字転換達成
【ムンバイ】Tataグループによる再建計画がスタートして6年、空調/冷蔵設備会社Voltas傘下の全子会社が赤字を抜け出し、黒字転換を果たした。
ビジネス・スタンダードが8月15日伝えたところによると、Voltas自身は1996-97年に初の損失を計上して後、2年前に黒字を回復している。ドゥバイ拠点の完全出資子会社Metrovol FZEは2002-03年に1クロー(US$22万)の利益を計上、Simto Investment Companyは、2003年3月期年度に前年の1.47クローの損失から175万8000ルピー(US$3.8万)の黒字を回復した。Auto Aircon India(旧社名Voltas Air International)は471万2000ルピー(US$10万)の利益を上げ、Perfect Mouldsはフランス拠点の自動車部品関連モールド・メーカーSermo Montaiguとの提携後、480万ルピー(US$10万)の利益を計上した。
Voltasのグループ再編には、子会社の売却や持分の縮小が含まれる。Voltas自身、化学品ビジネスをグループ企業Rallisに売却、サーモスタット部門もElectroluxとの合弁に転換後、最終的に完全に手放した。
|