2003-08-15 ArtNo.31766
◆Process Chemicals、中国に活性製剤成分輸出
【コルカタ】西ベンガル州Kolkata拠点のバルク薬品会社PROCESS CHEMICALS CO.(PCC)は、中国大連拠点のDalian FTZ Richon International Trade Companyと、活性製剤成分(API:active pharmaceutical ingredient)の輸出契約を結んだ。
ビジネス・スタンダードが8月14日報じたところによると、当該2年契約の下、PCCは、カルシウムDサッカラート(Calcium D Saccharate)、ヨードホルム(Iodoform)、ヨー化ナトリウム(sodium iodide)、ヨー化カリウム(potassium iodide)、ニケタミド(nikethamide)を含む各種バルク薬品を中国に輸出する。PCCの共同経営者Puranjit Mukherjee氏によると、Dalian FTZ Richon International Trade Companyは中国におけるマーケッティングを引き受ける。契約額は当面10クロー(US$217万)ほどだが、注文が更新され、継続的ビジネスにつながるものと期待される。同社はコルカタ近郊Behala Industrial Estate内の工場をベースに輸出需要に応じる。
PCCはまた同州Haldiaにアニマル・インシュリンを製造する新工場を設けることを計画している。多国籍企業等がヒト・インシュリンの販促を積極化しているものの、アニマル・インシュリンに対する需要は依然旺盛で、同社はこの方面でも中国企業と技術提携する可能性を検討、近く関係交渉を開始する予定と言う。
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