SEAnews 2003-08-15 ArtNo.31759

【ニューデリー】年商170クロー(US$3693万)の空調会社Fedders Lloyd Corporation(FLC)は、韓国企業Hong Lim Industrial Company(HLIC)と手を組み、バス・エアコン及びトラック冷蔵設備市場に進出する。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月13／14日報じたところによると、ＦＬＣは13日以上のステートメントを発表した。それによると、当面韓国からＣＫＤ／ＳＫＤ／ＣＢＵ方式によりエアコン・ユニットを輸入し、HIL Lloydの共同商標で販売する。ＦＬＣのR Krishnan重役(CEO)によると、向こう6ヶ月間にインド市場に投入する製品を選考する。また将来は、インド国内で製造する可能性も検討する。
ＨＬＩＣのSeung Ho Song社長によると、当面はバス・エアコンとトラック用冷蔵設備に照準を合わせるが、将来は車両／船舶／航空機用空調設備をインド国軍に売り込むことも計画している。またスリランカ、ネパール、バングラデシュ等の周辺諸国市場の開拓も目指している。ＦＬＣは旅行業者、運輸会社、航空会社、州営陸送会社、ホテル、相手先商標製造業者(OEM)等をターゲットにＨＬＩＣ製エアコンの売り込みを図る。ＨＬＩＣはインド市場におけるリーダーの座を目指すものの、インドにおける事業に出資する計画はない。
ＦＬＣ幹部によるとトラック冷蔵設備については初年度に市場シェア7.5％、2005年までに同25～30％のシェア獲得を目指すと言う。