2003-08-13 ArtNo.31752
◆Cipla/Watson、共同で更年期障害治療薬の簡略化新薬申請提出
【ムンバイ】CiplaとWatson Pharmaは、共同で更年期障害治療薬(post-menopausal drug)の簡略化新薬申請(ANDA:Abbreviated New Drug Applications)を米国食品薬品局(FDA:Food and Drug Administration)に提出した。
エコノミック・タイムズが8月11日報じたところによると、両社が共同で米国FDAにANDAを提出したのは今回初めてのこと。これにより両社は米国市場向けジェネリック薬品を開発し、販売できる。両社は今年内に10件以上のANDAを提出するものと見られる。
CiplaとWatsonは昨年末ジェネリック薬品の開発・商業化に関わる戦略提携を結び、今年5月には両社の提携下に開発するジェネリック薬品の数を26品目に拡大した。業界筋によると両社は共同開発する品目を今後一層拡大するものと見られる。Credit Lyonnais Securities筋によると、両社が共同開発を目指すジェネリック薬品にはジプレキサ(Zyprexa) やゾロフト(Zoloft)等の大ヒット作が含まれる。両薬はいずれも精神障害の治療薬で、それぞれ30億米ドルの市場規模を有すると言う。
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