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1995-09-16 ArtNo.3175
◆<馬>MAS、新空港での営業第1フェーズにM$14億投資
【クアラルンプル】マレーシア航空(MAS)はクアラルンプル国際空港(KLIA)における第1段階の営業プロジェクトに14億Mドルの投資を予定している。
MASのタジュディン・ラムリ会長が14日に催された米国向けMASカーゴ・フレイター・サービスの開業式典に出席後語ったところによると、4億MドルはMASカーゴ・センターの建設に、残りの10億Mドルはケータリング、格納庫、オフィス設備に投じられる。対外貿易額で世界19位に列するマレーシアのナショナル・キャリアとしてMASは貨物輸送でも世界19位を目指すべきで、MASは2000年までに営業額に占める貨物サービスのシェアを現在の14%から25%に拡大する方針だ。MASのスバン空港における貨物処理施設は年間31万トンのフル稼働中だが、今年末までに更に7万トンの拡大が図られる。また新空港が完成する98年1月までには同社の貨物処理能力は65万トンに達し、シンガポールのチャンギ空港と肩を並べることになる。MASは15日からシカゴ向けウィークリー・サービスを開始したが、今年末までにには週3便に増便される。同社は既存のロスアンゼルスとサンフランシスコ以外に米国/カナダの航空会社とのコード・シェアリング協定の下、マイアミからトロントに至る東海岸線の5都市に新たに乗り入れることができるようになった。またパリ乗り入れの増便に関してエアバスの助力を求めている。英国、ドイツ、スペインは既に増便を認めたが、フランスだけが同社の要求を拒否していると言う。(BT:9/15)
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