|
2003-08-13 ArtNo.31743
◆ＳＲＭＢ、Durgapurに鋼材製造施設建設計画
【コルカタ】SRMB Udyog Limited(SUL:旧社名Steel Rolling Mills of Bengal Ltd)は西ベンガル州Durgapurに20クロー(US$434万)を投じ年産7万トンのTMT(thermo-mechanically treated) バー及び軽量鉄骨(light structurals)製造施設を設ける。
ビジネス・スタンダードが8月11日報じたところによると、ＳＵＬのAshish Beriwala取締役は同紙に以上の計画を語った。それによると、ＳＵＬの現在の年産能力は3万トンで、新工場は来年稼働する。ドイツ企業Hennigsdorfer Stahl Engineering GmbHが新プラントの納入・据え付け・試運転を引き受けている。必要経費は内部資金と金融機関からの借入で賄う。
新工場の建設は国内市場の成長に乗じるのが狙いで、昨年(2002-03)ＴＭＴバーはほぼ30％値上がりした。少なからぬインフラ・プロジェクトが準備されていることから、一層の値上がりも予想される。同社は年間約100万米ドルのＴＭＴバーを輸出しているが、設備拡張後も引き続き国内市場の開拓に照準を合わせる。
一方、ＳＵＬはセメントの乗りや接着・結合力を強化するためＴＭＴバーのリブ・パターの新デザインを開発した。同デザインを施された新製品のコンクリート保持力は、既存のＴＭＴバーを50％上回ると言う。
|