2003-08-13 ArtNo.31741
◆Shinde首席大臣、マハムンバイ特別経済区の起工式主宰
【ムンバイ】Sea King Infrastructure Ltd(SKIL)がマハラシュトラ州Mumbai近郊Raigad県の1万2000haの土地に開発するMahaMumbai Special Economic Zone (MMSEZ)の起工式が9日、Sushil Kumar Shinde同州首席大臣の立ち会いの下催された。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが8月10日伝えたところによると、免税地区に指定されたMMSEZは3期に分けて開発され、SEZ内には光ファイバー・ケーブル通信幹線網が装備される他、International Financial Service Centre等の中央ビジネス街が設けられる。MMSEZは、Jawaharlal Nehru港、ナショナル・ハイウェイ、鉄道に容易にアクセスでき、またPune、Thane、Vapi、Kalyan、Bhiwandi、Nashik等の他の工業区に隣接している。このためバイオテクノロジー、情報技術(IT)、マイクロエレクトロニクス、宝飾品、繊維、食品加工産業の拠点として魅力的条件を備えており、第1期分だけで10億米ドルの投資誘致が目指される。
しかしマハラシュトラ州政府は傘下のCity and Industrial Development Corporation(CIDCO)を通じてジャワハルラル・ネール港に隣接したDronagiriに独自のSEZを設ける計画を進めており、投資家誘致を巡り両SEZ間の熾烈な競争が展開されることになりそうだ。
Nikhil Gandhi氏に率いられるグジャラート州拠点のインフラ開発会社Sea King Infrastructureは、当初グジャラート州にSEZを開発する計画だったが、行政処理の遅れから、プロジェクトの立地点をマハラシュトラ州に移した経緯がある。
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