2003-08-11 ArtNo.31738
◆Zensar、法人アプリケーション部門スタッフを増員
【プネー】RP Goenka氏に率いられるRPGグループと富士通の合弁に成るZensar Technologiesは、米国/英国/西アジア方面の顧客と結んだ複数のプロジェクトを支援する狙いから法人アプリケーション部門(EAG:Enterprise Applications Group)のスタッフを増員している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月8日伝えたところによると、ZensarのGanesh Natarajan副会長(MD/CEO兼務)は同紙に以上の消息を語った。それによるとオラクル・アプリケーション専門家200人を新規雇用する計画で、これによりEAG部門スタッフは600人を超えることになる。
Zensarはまた1800人収容の第5キャンパスを設けるためマハラシュトラ州Puneに10エーカーの土地を買収した。総コスト35クロー(US$760万)の新キャンパスは2年内に完成、オフショア・デベロプメント・センター、EAGコンサルティング、カスタム・ソリューション部門等が入居する。
目下プネーに建設中のBPO(business process outsourcing)センターは、5週間以内に稼働する。同センターは金融/小売り部門に照準を合わせる。同社はカルナタカ州Bangaloreに既に50シートのBPOセンターを設けており、プネー・センターはこれに続くもの。
Zensarは香港拠点のAsia Logistics Technologiesと50:50の合弁で設立したHanzen Technologiesを通じ、中国におけるオラクル・アプリケーション・ベースのソフトウェア・ビジネスに着手した。既に30万米ドルほどのプロジェクトを手に入れており、同プロジェクトは向こう9ヶ月間に実行に移される。Zensarは中国企業に対するソフトウェア・サポートやコンサルティング業務に照準を合わせている。目下のところ、中国ビジネスは中国国内でのみ手がけており、オフショア・デベロプメント・センターを設ける計画はない。
ZensarのSunil Kunte重役(COO)によると、過去数週間に手にした新オフショア・ビジネスに満足しており、大部分のオフショア・ワークは成功裏に過渡期を乗り切ったと言う。
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