2003-08-11 ArtNo.31735
◆エントリー・レベル・バイク・プレーヤー、価格戦略に見直し
【ニューデリー】月間10万台のエントリー・レベル・モーターサイクル市場における値下げ競争は、トップ・プレヤーらに価格戦略の見直しを敷いている。
エコノミック・タイムズが8月8日、業界筋の言として伝えたところによると、エントリー・レベル・モーターサイクルの月間販売台数は2001-02年の平均9万9058台から2002年5月には14万2766台に拡大、モーターサイクル市場全体に占めるシェアは44%に達した。しかしその後、月間販売台数は2002年7-10月の間に横ばい状態を呈した後、昨年11月以降は下降、モーターサイクル全体に占めるシェアも26%に縮小した。同セグメントのトップ・セラーBajaj Boxerの月間販売台数は約3万4000台、Hero HondaのCD-Dawnがそれに次ぎ、月間約2万7000台が販売されている。
エグゼクティブ・セグメントに続々新モデルが紹介される中で、エントリー・レベルに対する価格圧力が高まっており、トップ3社はプロモーションやサブベンションを通じて販売ボリュームの維持を図っている。
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