2003-08-11 ArtNo.31734
◆Kinetic、4セグメントのバイク新モデルお披露目
【ニューデリー】製品ポートフォリオを拡大し、今会計年度にモーターサイクル10万台の販売を目指す地場二輪車メーカー、Kinetic Engineering Ltd(KEL)は、先週木曜、アグレッシブな価格設定を行ったモーターサイクル4モデルをお披露目した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが8月8日報じたところによると、これら4モデルとは、エコノミー・セグメントの“Boss 115”、エグゼクティブ・セグメントの“Velocity”、パフォーマンス・セグメントの“GF-170”、プレミアム・セグメントの“GF Laser”。これら4モデルは新ブランド・アンブレラ“Kinetic Biking”の下に販売される。マハラシュトラ州Pune/Mumbaiにおける店頭価格は、Boss 115が3万3500ルピー、GF-170が4万3800ルピー、GF Laserが4万6948ルピー、Velocityが4万~4万3000ルピー。KELは今年10万台、来年は18万台のモーターサイクル販売を目指している。
KELは現在GF-125をHyosungブランドで輸出しており、GF-170の輸出にも関心を抱いている。同社は今年2万台、来年(2004-05)は3万台の輸出を目指している。
115ccエンジン搭載のBoss 115はセカンダリー・タウンと農村を、同じく115ccエンジン搭載のVelocityは都市部の通勤層を、それぞれターゲットにしており、4ストローク/4バルブ/166cc/15bphエンジン搭載のGF-170は、Bajaj Pulsar 150やTVS Fiero F2とシェアを競うことになる。
完全ノックダウン方式で生産しているHyosung製クルーザー・バイクAquilaはこれまでに約200台販売されたが、少なくとも500台の需要が見込まれる。
KELは向こう2~3年間に国内モーターサイクル市場の10%のシェア獲得を目指しているが、販売台数の主要部分がBossで占められる見通しだ。KELは2002-03年に前年比29.4%増の5万5120台のモーターサイクルを販売したと言う。
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